カトリック浦和教会
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2014年「司牧者の集い」に感謝して
クリスマスと新年の挨拶に代えて2015年1月号)

2014年12月3日、聖フランシスコ・ザビエル司祭の日
さいたま教区管理者 ペトロ 岡田 武夫



 今年の「司牧者の集い」は12月2日の派遣のミサで終わり、それぞれ皆家路につきました。派遣のミサで述べました説教を思い起こしながら、クリスマスと新年への挨拶をかねて、このメッセージを送ります。派遣のミサの第1朗読はイザヤ書11章でした。

 その日が来ると「水が海を覆っているように、大地は主を知る知識で満たされる」 (イザヤ11・9) という一節に強く惹かれます。「主を知る」とどうなるのでしょうか。「主を知る」とは聖霊の恵みを豊かに受けることだと思います。イザヤ書は、エッサイの株から萌え出る芽、その根から育つ若枝の上に、主の霊がとどまる(同11・1−2参照)と述べています。主の霊とは「知恵と識別の霊/思慮と勇気の霊/主を知り、畏れ敬う霊。彼は主を畏れ敬う霊」 (同11・2ー3)です。(ちなみに、この7つの主の霊の賜物は堅信の秘跡によって授けられる聖霊の7つの賜物に当たります)。人が「主を知る」とは主の霊を受けることです。やがていつか誰でも人はこの主の霊に満たされるときが来る、とイザヤは述べていると思います。

 また「大地が主を知る」とどうなるのでしょうか。イザヤは述べています。

 「狼は小羊と共に宿り/豹は子山羊と共に伏す。子牛は若獅子と共に育ち/小さい子供がそれらを導く。牛も熊も共に草をはみ/その子らは共に伏し/獅子も牛もひとしく干し草を食らう。乳飲み子は毒蛇の穴に戯れ/幼子は蝮の巣に手を入れる。 わたしの聖なる山においては/何ものも害を加えず、滅ぼすこともない。」(同11・6ー9)
 この世界は弱肉強食の世界、しかし、そのときがくれば、すべてのものは互いに受け入れ合い、助け合い、親しみ合い、生かし合うのです。生きとし生けるものの間に偉大な調和と平和が実現します。すばらしい風景です。

 教皇フランシスコの教え『福音の喜び』 は、しばしば<喜び>について述べます。ルカの福音は告げています。

 そのとき、イエスは聖霊によって喜びにあふれて言われた。「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。そうです、父よ、これは御心に適うことでした。 すべてのことは、父からわたしに任せられています。父のほかに、子がどういう者であるかを知る者はなく、父がどういう方であるかを知る者は、子と、子が示そうと思う者のほかには、だれもいません。」(ルカ10・21ー22)

 イエスの喜びは聖霊による喜びでした。それは「父を知る喜び」「父に愛されている喜び」でした。父なる神は慈しみと愛の神です。慈しみと愛を知る喜びは聖霊による喜びでした。わたしたちはイエスが言うところの「父がどういう方であるかを示していただいた者」であります。わたしたちはイエスを通して、父の愛を知りました。父が愛であることを知りました。弱いわたし、罪深いわたしを受け入れ、赦し、認め、生かしてくださるかた、慈しみと愛の神です。この愛は御子イエス・キリストによって、まったきかたちで示されました。

 父なる神よ、どうかこの信仰をより確かなものにしてください。より深いものにしてください。そのために、聖霊をお遣わしください。これがわたしたちの心からの祈りです。

 「あなたがたの神はどこにいるのか」という嘲りを受ける思いがしてくる現実が今の世界に存在します。不毛、絶望、暗闇の中に置かれている思いがすることがあります。しかし、その闇の中にキリストの復活の光がともっています。この大地にはすべての人を生かす神の力が宿っています。キリストは闇に打ち勝ち、わたしたちへ絶えず光と力を与えてくださいます。その日がくると、「水が海を覆っているように、大地は主を知る知識で満たされる」のです。

 まもなく主の降誕を祝い、また神の母聖マリアの祭日(元旦)を迎えます。聖霊による喜びの日、神の慈しみを喜び祝う日であります。さいたま教区の皆さん、どうか恵み深いクリスマスをお迎えください。

 来る2015年は広島・長崎原爆投下70周年の年です。「主を知る恵み」が世界に満ち溢れ、核兵器のない世界が実現しますよう祈り、そのために力を合わせて働きましょう。病気の人、困難に遭っている人を主の霊が支え導き励まし助けてくださいますように。








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