カトリック浦和教会
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何が神のみ心であるか(2014年9月号)

   佐藤 智宏



 今年の夏、特に7月後半から8月にかけては、教区侍者会の那須での合宿や子どもたちのサマーキャンプなどで、泊まりで出かけていくスケジュールが多い時期でした。これらの活動から将来日本の教会を背負っていく信徒が生まれていく可能性を大いに感じています。

 しかし、その反面、この時期に自分が主に責任を持って担当している川口教会にて、3件の葬儀を司式することになりました。そして、これらの葬儀をきっかけに、しばらく離れていた教会に再び主日ミサにあずかるようになったご遺族の信徒の方々もいらっしゃいます。今まで見かけることのなかった「新しい顔」の方々が日曜日にミサで増えていくのを見るのは、特にわたしたち司祭にとっても新鮮なことであり、喜びでもあります。

 葬儀を担当する中でこういう話がありました。重い病気のため旦那さんの臨終が迫っている状態の時、ご自分の息子さんに言われた言葉を大切にし、病者の塗油を私に依頼するため今回初めて川口教会に電話をしたと、ある奥さんが語ってくださいました。「自分としてはすっかり教会から足が遠ざかってしまっていて、電話するのもためらい、葬儀も身内だけでひっそりやろうとしていました。しかし息子から、『こんな大事なときだからこそ教会に、神父に父親の最期を頼まないのはおかしいと思う』と言われ、勇気を振り絞って、今回神父さまに病院に来てもらいました」と。塗油の秘跡を授けて数時間後、旦那さんが苦しい病気との格闘の末、息を引き取りました。

 川口教会での葬儀ミサの時、奥さんは式の最後に、「教会での葬儀ミサで主人を見送っていただいて、故人との別れという悲しさよりも、今は神さまへの感謝と喜びの方が大きいです」と挨拶しました。私はこの出会いの中で神の計らい、そのみ心は、わたしたち人間のちっぽけな思いや不安、恐れをはるかに超えて働かれている、そしてそれはすべての人の救いに向けてわたしたちの神にかける希望と喜びのうちに実現していくと、強く感じました。







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