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信仰のふれあい(2006年9月号)
この夏、わたしは6つの合宿を手伝いましたが、教会合宿の中での「祈り」の大切さを改めて思い知らされました。
「何をいまさら!」と、信者さんからは叱られそうですが、楽しい企画に目を奪われがちな最近の教会学校の中にあって、子供たちが「本物」を求めているこ
とを強く感じました。
「ふれあいくらぶ」「中高生会」とも、今回は祈りの雰囲気に趣向をこらし、寝る前の祈りでは、暗闇の中でロウソクを灯して祈るテゼ風にしました。合宿中
はとかく興奮し、沈黙が持続しないものです。しかし聖堂を暗くし、暗闇の中にロウソクの炎がともされると、子供たちの視線が炎をとらえ、口が自然と閉じ、
静寂が訪れました。まるで遠くの主の足音に耳をそばだてるような…。
特に中高生会は、毎日1回那須トラピスト修道院の聖務日課に参加し、静謐な中にあって天上から降ってくるようなシスターの祈りの言葉、天上に響く鐘の
音、そして暗闇の中に浮かび上がる聖母子像を視覚と聴覚で体感してもらいました。
青年たちの合宿である「さいたまユースデー」は、毎年楽しいけれど、物足りなさを感じていました。しかし今年は、祈りと分かち合いを基盤にし、いつもと
質の異なる連帯意識が確認できました。大切なことは、私たちが何によって繋がっているか—なのです。
わたしたち教会は、信仰の共同体です。ゲームやハイキング、登山をすることによる「意識のふれあい」も大切ですが、主との対話(祈り)を一緒にして心と
心を繋げ、「信仰のふれあい」を確認することは、もっと素晴らしいことではないでしょうか。
子供たちが合宿中に書いた作文を文集にし、教会入口に掲示する予定です。彼らがこのひと夏に感じた、「平和の大切さ」や「仲間との繋がり」「祈り」を分
かち合っていただければ幸いです。
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