カトリック浦和教会
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新 年の司教メッセー ジ 2005


豊 かな交わり

   
 


  さいたま教区の兄弟姉妹の 皆様、新年のお喜びを申し上げます。

「神 の家族」
 さいたま教区では、多くの小教区でさまざまな国籍の人々が一つとなり、一つの聖体をいただく喜びを共にしています。多国籍教会として大きく成長し、神の 家族(1)となっているのを目の当たりにし、私は皆様と神に心から感謝しています。感謝の祭儀はすでに交わりが存在することを前提としています。(2)ミ サで豊かな交わりが実現しつつあることは、私たちの日常生活や教会生活における兄弟姉妹の交わりがより深いものとなってきていることを示しています。司教 としての司牧訪問などの機会を通して私もより多くの人々と豊かな交わりを深めることができました。
 わたしたちの交わりのかなめ石(3)はキリスト・イエスです。イエスは病人や貧しい人々、差別された人々のところに優先して歩んでいかれ、そこで豊かな 交わりを実現されました。(4)このイエスの歩みにならい、一人で悩み苦しんでいる人、孤独のうちに暮らしている人、さまざまな理由で具体的交わりに参加 できない人、社会の中で小さくされている人と出会い、交わりに招くことが交わりを霊的により深く、豊かなものにするでしょう。
 教区としてアジアとの交流(イエスの食卓献金)を始めて今年で10年になります。また、「あかつきの村」「イースターヴィレッジ」「フランシスコの町」 「セウイホーム」などの施設との関わり、「オープンハウス」の活動、病床、お年寄りの訪問、障がい者運動、牛久収容所の訪問、難民支援など多くの出会いが 教会に豊かさをもたらしてきました。これらの活動はイエスの歩みにならった教区の歩みといえます。私は皆様のこうした活動を誇りに思っています。それらの 活動を推し進め、より多くの人々がさまざまなところで活動していただけるように、また祈りと支援で支えてくださるようにお願いします。

「聖 体に生かされる」
 ミサの交わり(コムニオ)のなかで、私たちはキリストの平和のうちにキリストとの出会い、一致の恵みを喜びます。その聖体拝領の直前に二つの祈りが唱え られます。一つは世界平和のために(5)、もう一つは教会の一致のために。
 私たちの住んでいるこの地球は戦争、争い、飢餓、貧困、経済搾取、不平等、差別、環境破壊などにより、人が人として暮らしていくことが困難になっていま す。決して平和と呼べるような地球ではありません。私たちはその罪と悪の世界と決して無縁ではないのです。特に、今年は国会で教育基本法の改正案が審議さ れ、憲法改正論議が本格化するでしょう。私たちは福音の価値観から注意深く議論に参加していく必要があります。
 教会一致運動(エキュメニズム)はそれぞれの教会でも、また教区としても取り組んでいます。さまざまな分野での活動でも協力し、連帯して行動していま す。しかし、まだ完全な一致にはいたっていません。
 聖体拝領前の祈りは、こうした痛みと責任を感じながらの祈りなのです。「聖体に生かされる」(6)とは、キリストとの一致の喜びのうちに、平和と平等の ために祈り、働く決意を新たにすることでもあるのです。それは自らの生活を変え、平和と平等のために働き、小さくされている人々と共に生きることです。ま た、分かたれた兄弟姉妹との一致を祈り、友情を深めることです。

「召 命」
 最後に皆様に特にお願いがあります。それは多国籍教会となった私たちの教会から司祭、修道者が誕生するように祈り、協力していただきたいということで す。司祭、修道者は具体的な交わりに欠かすことができません。
 現在、さいたま教区の神学生は4名。今年、韓国からきた青年2名が神学校を受験します。一人の神学生候補者がペルーから日本に来ます。司祭、修道者の召 命を考えている青年たちもいます。彼らのために祈ってください。さいたま教区では司祭養成のために「一粒の麦」会があります。すでに「一粒の麦」の会員と なっていただいている方もいますが、より多くの方に会員になっていただき、神学生養成の協力をお願いします。
 そして、私のためにも、司祭、修道者のためにもお祈りください。

 新しい年が皆様にとって、恵み豊かな年となりますように、そして聖霊の導きがありますよう 祝福を送ります。

 †全能の神、父と子と聖霊の祝福が皆様の上にありますように

2004年12月4日

カ トリックさいたま教区
司 教 マルセリーノ 谷 大 二


(1)エフェソ2;19
(2)教皇ヨハネ・パウロ二世回勅『教会にいのちを与える聖体』p.49
(3)エフェソ2:20
(4)ヨハネ4;1〜42、マタイ9;9〜13、ルカ7;36〜50など
(5)主の祈りの副文としての祈り
(6)教皇ヨハネ・パウロ二世回勅『教会にいのちを与える聖体』P.28-29



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